東洋医学を勉強している方の中には、西洋医学に対して否定的な考えを持っている方も多いです。
例えば鍼灸師の中でも薬などに頼らず鍼やお灸で全てが治ると言う人も多くいます。
確かに私も鍼やお灸は人間の自然治癒力を高めるには非常に効果のある方法であると考えていますが、極端な考えは危険であると考えております。
私の実体験をここに記したいと思います。
私が小学生の頃、小児喘息で通院しており、3度入院した経験もあります。
もちろん毎日薬は飲んでいました。
名前は覚えていませんがステロイドの入った吸入タイプの薬を毎日服用し、
その効果もあり中学に入る頃に完治し、薬も辞めることが出来ました。
薬のおかげです。
当時、母親は色々と治す方法を考えくれていました。
小児喘息には水泳が良いということを聞き水泳教室に通ったり、
新聞の広告で見た怪しげな治療をやっているとこに電車に乗って行ったこともありました。
色々やってきたおかげもあるとは思うのですが、
一番印象に残っているのが家の近くにある整体院で、
内容は全身のリラクぜーション的な感じでした。
とても心地が良くて施術を受けると毎回100%の確率で寝ていました。
施術を受けるとそのしばらくの間身体の調子が非常に良くなった記憶があります。
今思うと整体によって全身の血流が良くなったのだと思います。
20年ぶりくらいにその治療院の前を通ったら、まだ看板を掲げて営業していたのでやはり腕の良い施術者だったんだなと感じました。
今は同業者としてもう一度治療を受けに行くかどうか迷っている所です。笑
私の考えをまとめますと、
メインは通院し薬で治療していき、補助的に東洋医学的な治療を受ければ相乗効果が生まれてよいのではないかと考えております。
ネットで検索すると小児喘息に対して鍼灸で改善例があったり、私が通っていたように整体で改善しているという報告も見受けられます。
私ももちろん自分で勉強していきますし、実際に足を運んでどういった内容の治療をしているかを受けて分析していきたいと思います。